炎上の是非

ネットやSNSにより、情報拡散はすさまじいものになっていますね。犬の飼い方が少しでも悪かったり、ねこを外に出しているとすぐさま非難の嵐になってしまいます。炎上して色んな人の目につくことで救いの手が届く場合もあり、百害あって一利なしとは言い切れません。しかし、基本的には非難の言葉を浴びせるだけで問題解決につながることはありません。

やまがた不妊去勢クリニックは、不適正飼養と言われてしまうような、誰がどうみてもおかしい状況に陥ってしまっている方の救済に挑んでいます。そのような方には、必ず不適正飼養に陥ってしまった背景があります。離婚、死別、差別、障害、貧困など原因は様々ですが、飼い主個人へも救いの手が必要なことが多いです。不適正飼養は、動物の飼い方だけ問題で、他はなんら問題ない飼い主というケースは少ないです。

その個人に対し、不適正飼養ダーーー!!と叫ぶのは簡単ですが、なぜ適正に管理できないのかを理解しようとする気持ちを持ちたいですね。解決策を提案できるとベストです。

関連記事

  1. 早期相談・介入の重要性

  2. 地域で終生飼養 「モフりながら死にたい」はわがまま?

  3. 相談先を間違えるな

  4. 多頭飼育問題への対応~多頭飼育ガイドライン解説②~

  5. 専門家の視点

  6. こうが人福祉動物福祉協働会議

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP