動物保護活動は、何年も前から活動している大きな団体から、最近始めた個人まで様々な規模があり、それぞれが理念を持って行動されています。動物福祉はひとつの正解がなく、その時、その場所、その状況で最善の方法が異なると考えています。そのため、当院はひとつの考えに固執したり、それを強要するのではなく、多角的視点を持ち、柔軟に対応されている方であれば、活動歴や規模に関係なく喜んで協力させていただきます。

初めてお問い合わせをいただいた方には、多数質問をしてしまうかもしれません。どのような状況で、どのような方法で、何が必要と考えているかを是非お聞かせ願います。これは、私自身が色んな事例や解決方法に触れることで勉強させていただきたいことと、当院の協力はどこまで必要で妥当かどうか検討したいこと等の理由からです。是非、意見を交換しながら、より大きく動物と人の福祉向上へ貢献できる方法を模索しましょう。

シェルター運営団体さま

提携させていただいたシェルター運営団体には、シェルターメディスンを軸とした獣医療及び管理について総合的なアドバイスをさせていただきます。個別管理とシェルターでは日々の管理方法はもちろん、提供すべき獣医療も異なる部分があり、専門的な分野です。シェルターメディスンについてはこちらの記事をご一読ください。

単に去勢手術をするだけ、ワクチンを打つだけ、検査をするだけがこの分野の獣医師の仕事ではありません。より良いシェルター運営に貢献できて初めてこの分野の獣医師と言えると考えています。シェルター常駐とはいきませんが、シェルター管理全般の相談ができるクリニックをお探しの場合、ご検討ください。

提携によるメリット

  • シェルターメディスンに基づく医療提供・管理アドバイス
  • 提携団体料金の獣医療
  • スタッフ教育のための講義実施
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